HGCEインフィニットジャスティスを製作しました。今回は素組・ちょっとした改修・各パーツの塗装工程を紹介します。
インフィニットジャスティス 素組み
ゲート処理やヒケ処理を行いながら全パーツを1つずつ処理して行きます。
少ないパーツ数で組み立てやすいので特に難しいところもなく、サクッと素組みは終了です。
ちなみに、後からバラすのでダボ穴にはニッパーで切り込みを入れて外しやすくします。組み立て後ポロリするようなら接着すればいいので。
改修箇所は
- 頭部アンテナを少しシャープ化にしました。ピンピンに尖らせると、先に塗料が乗りにくいのでほどほどにしています。
- バルカンはピンバイスを使って少し掘りました。貫通させなくても、少し掘るだけで変わります。
- パネルラインは掘り直しました。特にほとんどの逆エッジは掘り込んで別パーツの組み合わせに見えるようにしました。
- 合わせ目消しは肩部分の1箇所のみ、ここは先にフレーム色で塗装したパーツに赤いパーツを挟み込んで合わせ目消し後にマスキング塗装で仕上げます。
- 背面の四角いバーニアノズルのようなパーツはキットのままでは寂しかったのでスリット入りプラ板を切って入れました。塗装後に接着します。
今回の改修箇所は以上です。あとは塗装時の塗り分け・デカールでディテールアップしていこうと思います。
インフィニットジャスティス 洗浄〜乾燥
ヤスリの削りカスを除去するために超音波洗浄機で洗います。パーツ全てと水+食器用洗剤1・2滴で油分も除去できます。
洗浄後はサラダスピナーで水分を軽く飛ばして、山善の食器乾燥機で乾燥します。
サラダスピナーを使わずに乾燥機だけでも十分乾燥できますが、時短するためです。
僕が持っている超音波洗浄機は既に廃盤ですが、今新しく買うならサンワダイレクトかシチズンの物が欲しいです。
インフィニットジャスティスの塗装
乾燥できたらエアブラシで塗装していきます。
リニアコンプレッサーL5にハンドピースは0.3(ソリッドカラー)と0.5(サーフェイサー・メタリック・クリアー)で使い分けています。
動作音が静かで長時間の連続使用もできるL5はお気に入りです。
フレーム色以外は一度グレーのサーフェイサーを吹き付け、表面の粗を修正します。その後、紫・黒・メタリック色以外の部分には下地として白サフを吹き付けました。
フレーム色
フレーム色はガイアノーツのメカサフライト・ヘヴィを使いました。
希釈したものをDPボトルに入れて、使用前によく振って使うようにしていたんですが、うまく攪拌できないので瓶に移し替えました。
重い塗料は底に固まってしまうので調色スティックでかき混ぜたほうが早いですね。
スペアボトルはクレオスの80mlの物です。
本体赤色
- 【下地】GSIクレオス Mr.フィニッシングサーフェイサー 1500ホワイト
- ガイアノーツ サイバーフォーミュラカラー シグナルレッド
- Mr.COLOR モンザレッド
インフィニットジャスティス はピンクよりの赤色ですが、設定とは違う色にしました。フレーム色と同じく微妙に違う2色を使うことで情報量アップしています。
暗い部分はタミヤエナメルのジャーマングレイです。エアブラシで吹き付け後に溶剤を浸した綿棒で拭き取る「リバースウォッシュ」という技法で塗装しました。
段差のあるモールドなどは簡単・綺麗に塗り分けできるので、今回のインフィニットジャスティスの足裏のようなモールドにはおすすめの塗り分けです。
本体白色
- GSIクレオス Mr.フィニッシングサーフェイサー 1500ホワイト
- Mr.COLOR GX1 クールホワイト
赤い部分は先に塗ってマスキング後に白く塗装しています。モールドを掘り直してスミ入れすると塗り分けがクッキリするのでおすすめです。
メタリック色
- 下地 Mr.カラー GX2 ウイノーブラック
- Mr.HOBBY SM205 スーパーチタン2
一部パーツはメカサフヘヴィとの塗り分けをしてみました。ウイノーブラックは下地で使いまし。
イエロー部分
- ガイアノーツ サンシャインイエロー
下地は白サフで、サンシャインイエロー塗装後に装甲裏で見える部分はエナメルのジャーマングレイでエアブラシ 塗装後に拭き取りしています。
グリーン部分
- (肩)ガイアノーツ エメラルドグリーン
- (ツインアイ)Mr.COLOR 蛍光グリーン
下地は白サフで塗装しています。
エメラルドグリーンはホビージャパンの作例で以前プロモデラーの方が使用されているのを見て購入した物です。ツインアイに使ってもいいと思います。
ツインアイの黒い部分はタミヤエナメルのつや消し黒です。
パープル部分
- ガイアノーツ エヴァンゲリオンカラー ダークパープル
シルヴァバレトサプレッサーで使おうと購入していて、いくつかサンプルを作ってみてこの色を選びました。
ブラック部分
タミヤのラッカー塗料はバイクプラモデルを作っている時に使ってすごく気に入ったので今回使ってみました。
- タミヤラッカー NATOブラック
- ガイアノーツ メカサフ スーパーヘヴィ
墨入れ塗料は黒
全体的に墨入れは、タミヤのスミ入れ塗料ブラックを使用しています。
パネルラインがクッキリして自分的には好きですね。人によってはスモークなど薄い色を使う方も居ますので、お好みでどうぞ。
タミヤのスミ入れ塗料に付属している筆は使わずに、ゴッドハンドの神筆(スミ入れ用)を使用しました。
- 極細の筆で最小限にパネル付近を汚すので拭き取りが楽
- 極細の筆なのに塗料をかなり吸ってくれる
ということでスミ入れがしやすかったのでおすすめです。
次回は完成編
組み立て・塗装工程はこんな感じでした。次回はデカールを貼って完成させていきます。