マスターグレード ver.kaのZZガンダムを制作しました。以前再販されたものを積んでいたのをようやく制作しました。
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今回の制作は全塗装でディテールアップして制作する!と意気込み、普段やらない工作を取り入れたりしてダラダラ制作していたら、完成まで3ヶ月かかってしまいました。毎日ちょっとずつしか時間が取れなかったり集中力が続かないので仕方ないです…。
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MGで変形機構もあるのでかなりのパーツ数、極小パーツも多く大変でした。とても作りごたえのあるきットです。
今回は製作中のディテールアップ工作したところを中心にまとめています。
ディテールアップ工作
メッキ剥がし
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一部メッキ調塗装されているパーツ類は塗装し直すので、溶剤に付けて剥がしてから塗装し直しています。
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次回紹介しますが、全てメタリック調塗装で塗り直すのではなく、一部フレーム色に塗装し直しました。
ダクトのディテールアップ
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「ここはダクトであろうな」と思われる箇所がのっぺりとしていたので、スジボリを追加したり、エバーグリーンのスリット入りプラ版を貼り付けてダクトを表現してみました。
小さいパーツでガイドテープが貼れない場合は、製図用のドラパスを使って端から等間隔で当たりを付け、ゴッドハンドのスジ彫りヤスリ(極小)でスジ彫り、スジ彫りカーバイトを使って任意の太さにスジ彫りしていくことでうまくできました。
エバーグリーンのスリット入りプラ版は少し厚みがあるので端材プラ版で作った治具を使ってヤスリで削り薄く加工して貼り付けています。
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スジボリ・段差を追加してディテールアップ
ファンテックのスジ彫りカーバイトを使って全てのモールド・段差は彫り直し、各部に新規でスジボリを追加しています。
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スジボリカーバイトは比較的入手しやすく、waveのプラ=パイプ(肉厚・外径5mm)と瞬間接着剤で持ち手を作れるので安く済みます。
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今回使ったガイドテープはハイキューパーツのスジボリ用ガイドテープと、ニチバンのクリアラインテープ2種のみ使ってみました。この2つは本当に使いやすくて重宝します。
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また、一部装甲を切り欠き段差のようにディテールを追加した箇所もあります。ここはスジボリカーバイトで当たりを付け、ゴッドハンドのスピンブレードを使って加工しました。
プラ版を使って凸モールドを追加
スジ彫りや装甲の切り欠きというマイナスのディテールアップの次は、プラ版を貼ってプラスのディテールアップも行いました。
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そのまま貼ったところもありますが、スピンブレードで一段彫り込んで貼ったりもしています。プラ版を小さく加工するのが難しい作業です。
面は切りっぱなしでは不自然なので、C面を追加するのにマッキーを塗ってからヤスリでC面を追加することで、削った箇所がわかりやすいのでうまくいきました。
(ここで余分なマッキーはエナメル溶剤で拭き取っておかないと塗装しにくくなるので注意です。)
装甲裏パーツの制作
頭の裏側が目立つので自作の装甲裏パーツを制作しました。スジ彫りとエバーグリーンの極小プラ棒を貼って制作したオリジナル装甲裏はかなりお気に入りの箇所です。
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今回のディテールアップにタミヤ・エバーグリーン・WAVEのプラ材を使用していますが、エバーグリーン・WAVEは本当に加工しやすい硬さで重宝しますね。
延長工作
肩上の羽みたいなパーツ・腹部装甲・フロントアーマー・バックパックのバーニア基部を延長工作しました。
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Youtubeでnaoさんの動画を参考にしたんですが、うまくいかず…延長できた!と思ったらパーツが歪んでいたのでポリエステルパテで盛ってヤスリで成形し調整しました。
その後ポリパテの上にスジ彫りを入れるとボロボロ剥がれてきたりと、とても大変でした。
- ポリパテを盛る前は表面を荒らして食いつきを良くする
- ポリパテの上にはスジ彫りしない
この2点には今後注意していこうと思います。
シイタケディテール・フレーム風ディテールの追加
バックパックの一部は装甲をくり抜いてシイタケとフレームを追加しました。前述の通りプラ版を貼ったディテールアップもしています(↓)
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バックパック中心に埋め込んだのは@AUBE_Dimensionさんの制作したADモールドです。ヤフオクで購入したときに頂いたオマケです。
初めての工作でしたが、遠目で見るといい感じです。
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今回のプラ版工作では新しく買ったRPカッターが大活躍。高い工具ですが重宝します。
装甲のくり抜き方ですが、くり抜きたい箇所を0.1mmのスジ彫りカーバイトで1週何度かスジ彫りをし、タミヤのエッチング製精密ノコギリの丸くなっている刃で切り込みを入れくり抜きました。1000円くらいで5つの刃が入っているのでオススメです。
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フレーム風のディテールパーツは、それぞれの高さを変えC面を追加したものを接着し制作。
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何事もとりあえずやってみる精神
今回のディテールアップはやったことのない工作が多かったんですが、やってみないと成長しませんからね。失敗したらリカバリーに挑戦!さらに失敗したらパーツ請求!というくらいの気持ちでどんどん色んな工作を取り入れてみたいと思います。
次回完成写真をまとめます!
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