動画撮影をする上で「画質」も重要ですが、「音」も大事ですよね。先日レビューしたGopro hero5、zhiyunのrider-mとの組み合わせで撮影するとモーター音を拾ってしまい音声がかなり残念なことに。
youtubeで有名なドリキンさんの動画を見て、僕も音声別撮りをすることしました。
開封!パッケージは簡素
選んだのは、TASCAMのDR-10Lというピンマイクレコーダーです。カラーは白と黒の2色あります。基本身体に身につけるので、チラッと見えた時に白だと目立つかも・・・・という理由から黒色を選びました。
記事執筆時点での実売価格24,000円ほどです。自分的には結構高価な買い物をしたんですが、パッケージがかなり簡素で高級感とかそういう物はありませんでした。
microSD 4GBと、単四アルカリ乾電池(maxell)が付属します。取扱説明書によると、Enerizer ultimate lithiumという電池だと15時間持つようです。1,500円するけどその価値はありそう。
これだけの物が入ってました。左上から、本体・ポーチ・説明書、左下から、本体をベルトに挟むクリップ・電池・ピンマイク・マイクのクリップ・風防・USBケーブル
付属品を見ていく
ケーブル長は160cm、結構長いです。
3.5mmのジャックを本体に差し込み、シルバーの部分をクルクル回すとロックがかかる「スクリューロック式」なので、不意に外れて録音できてなかった!ってことはありません。
たまにyoutubeでマイクとレコーダーの接続部分が外れないようにテープでぐるぐる巻きにしている方が居ますが、これなら安心ですよね。
全指向性のラベリアマイク。ものすごく小さいです。大きさの比較になるものと撮ってないのでわかりづらいですが、、、
本体を見ていこう
電池を入れて約63gという軽さは身につけても装着感がほぼないですね。ボタンは程よいクリック感があり、押しやすいです。
本体サイズは52(W) × 55.6(H) × 24.4(D) mm。
iphone7・LUMIX HFS-12060 レンズキャップと大きさ比較して見ました。 小さいですよね〜。
側面はこんな感じ。電源と録画ボタンですが、電源を入れる場合は左に1秒以上、または、●RECの方へ1秒以上ボタンを移動させると、電源ONからそのまま録音スタートになります。録音停止はサイド●RECの方へ1秒以上ボタンを移動しないと録音停止されません。誤って録音停止されないような構造はとても良いですね。
反対面にはヘッドフォンジャック・microSDスロット・USB差し込み口があります。ヘッドフォンやイヤホンでモニターしながらの録音や、録音したファイルを再生して聴くことができます。
USBケーブルを差してデータ転送できるので便利です。microSDだとアダプター入りますからね。
上部にはスクリューロック式のマイク端子があります。僕は付属のラベリアマイクを差しっぱなしにしてます。
裏面にある電池カバーと、側面のSDカードスロットを開けて見ました。
SDカードは最大32GBに対応ということで、32GBクラス10のmicroSDHCカードを購入してみました。実際容量いっぱい使うのかはわかりませんが、余裕があることはいいことです。
右側にあるのはベルト用クリップです。
本体に付けるとこのような形になります。●RECマーク上の穴と、反対側のUSBケーブル差し込み口の上にある穴に挟み込むようにセットします。この写真、背面上下にあるネジの間にゴム素材のパーツがあり、挟み込んだ時にベルトからずれないような作りになってます。
マイクを本体につなぐとこうなります。シルバーのロックする部分より上のケーブルは回るようになってるのでネジれることはありません。
手に持つとこのサイズ感。ディスプレイはとても小さいです。この小さい画面で色々設定することができます。
液晶保護フィルム買うの忘れてたので慌てて購入・・・太陽下での視認性が良さそうな反射防止を選びました。
装着してみた
ベルトではなく、ジャージのズボンに挟み込んで見ました。ずれることなくセットできました。
ズボンの腰にDR-10Lを挟んで、マイクを胸に付けた状態でケーブルがこれだけ余ります。かなり余裕があります。
まとめ
ざっと開封から装着をまとめてみました。
自分の使用用途として、普段のVLOG撮影での音声別撮り録音が目的で購入しました。まだ室内で少ししか録音試せてませんが、シャツの下にピンマイクつけても結構音を拾ってくれてますし、装着感がほとんど無く、ポケットを占領しないので身軽で良いです。USB直差しでデータ転送できるのも僕にとっては大変助かりました。
ZOOMのH1なども検討しましたが、小さいDR-10Lを選んで正解でした。 買ってよかった。
電池が切れる前に収録中のデータ消失を回避する自動ファイルクローズ処理、不要な低音をあらかじめ低減するローカットフィルター (120Hz固定)、録音レベルを自動で調節するオートレベル機能、etc…プロ向けの機材だと思うので、趣味で使う人には十分すぎる高機能です。音声レコーダーとしては少し高価ですが、お勧めできるピンマイクレコーダーだと思います。
ただ、動画と音声別撮りにすると、編集ソフトで同期させるのが結構めんどくさいんですが、その話はまた後日ということで、今回はDR-10Lの開封からファーストインプレッションでした。