ガンプラパーツに最初から塗装されているメッキを落としていきます。
このまま上塗りすると剥がれやすいのかな?やっていないのでわかりませんが、一度剥がしてから、エアブラシで再度塗装します。そういえば、昔RGシナンジュのメッキ落としをしたときはラッカーうすめ液を使いまして、一部割れたりしました。

今回使うキットはプレミアムバンダイ限定MG V2アサルトバスターガンダム ver.kaです。
ゲート処理まで終わらせたメッキパーツがこちら。

このままでも十分キレイなんですが、ヒケが気になるし、ゲート処理するとプラの下地と色が合わないのでしょうがないです。
メッキ落としに必要なもの

今回はハセガワトライツールの模型用メッキはがし剤NEXTを使用します。
他には、
- タッパー
- ろうと
- コーヒーフィルター
- チャック式袋
- ゴム手袋
- 保護メガネ
- 歯ブラシ
- 野菜水切り(サラダスピナー)
- 乾燥機
を使用します。サラダスピナーと乾燥機以外は100均で揃います。

メッキ落とし手順1

チャック式袋にパーツと溶剤を入れ、このまま放置します。
タッパーに直接入れてもいいですが、チャック式袋を使うことで、溶剤が少なくて済むかなぁと思いこの方法にしました。
メッキ落とし手順2

あとは放置のみ!パッケージには3~24時間・最長72時間浸け置きできるようです。
パーツからメッキ層とメッキの下地材が自然に剥がれてくるタイミングで引き上げます。
メッキ落とし手順3
溶剤がついたまま歯ブラシで擦るとしっかり落とせるようです。その後水洗いをしっかりした状態がこちら↓

途中5時間程度で引き上げて洗ってしまいました。それでこの状況。メッキの下地材(シルバーの部分)が残ってしまっています。
もっと長く浸していればよかったですね・・・。
仕方ないので、タッパーに水とキッチンハイターを入れて30分後に見るときれいに剥がれていました。

最後にサラダスピナーで水切りし、山善の食器乾燥機で乾燥すれば時短になります。

メッキはがし剤NEXTは再利用できる
使用後の溶剤は黄色に変色してシルバーメッキが浮いていましたが、捨てるのは物体無い。
元々の容器に漏斗とコーヒーフィルターをセットして流し入れればシルバーメッキのカスだけ取り除けるので再利用できます。溶剤の色は黄色っぽく変色したままなんですが、また次回使ってみようと思います。
模型用メッキはがし剤NEXTを使った感想
最終的に工程が増えてしまいましたが、本来の使い方だとしっかり時間を置けば1度の洗浄で済むので楽ですし、パーツの劣化も見られませんでした。
いずれMGEX ストライクフリーダムの全塗装制作にも使おうと思います。
使用する際は、保護手袋とメガネの着用をお忘れなく!