本日はForever Modelingにアクセス頂きありがとうございます。模型製作ツール・マテリアル大好きな緑茶(@katekin00)です。
塗装ブースを作り直した前回の続きを作業していきます。
今回は、
- フィルター
- 流動板
- 照明
- 排気ダクトアタッチメント
の追をして完成となります。
初めて作った塗装ブース製作の記事はこちら▼
フィルター部分の製作
前回、ファンの周りにアルミテープを貼ったところまでやりました。アルミテープは100均で購入したモノです。
セリアで購入した焼き網をアルミテープで固定します。焼き網がFY-27BK7にちょうど良いサイズになってます。
僕が購入したときは角形1枚だったと思いますが、現在は丸型と角形のセットで販売されています。
長細いマグネットは2本で100円でした。左右に2個ずつ付けた小さいマグネットはレンジフードフィルターに付属していたモノです。
ちなみに、レンジフードフィルターはハサミでうまく切れなかったので破きました。モノによっては「ハサミで切れる!」とパッケージに書かれたモノもあったので今度試してみようと思います。
これでフィルター部分は完成です。目詰まりしたら早めに取り替えるようにします。
特にサーフェイサーは目詰まりしやすいですね。
流動板(中板)の製作
塗装ブースの中に設置する中板を作ります。
角度の調整・メンテナンスのしやすさを考えて可動するようにしました。まず、2×4材の端材に蝶番を取り付けます。
ちなみに今回使用した工具はブラックアンドデッカーのコード式ボディです。
先端にはドリルドライバーのヘッドを取り付けてます。
ビットは1と2を持っていればよいと思います。前回の作業で箱形に組み上げたときは2番、蝶番のように小さなネジは1番を使いました。
というわけで、同じモノを2個作りました。蝶番はダイソーで購入したモノです。
2×4材は以前作ったDIYの端材を使いました。余った材料でもとっておくと使えますね。
中に設置する板を取り付け、
前回作った箱の中にビス止めします。
ここまで真似して作ってきましたが、中板奥のスペースや中板の角度など、正解がわからないので後から調整できるようにボンドでは接着しません。
中板のストッパーはダボを使いました。
これで簡単にフィルターにアクセスすることができます。
ダボ穴は真っ直ぐ開けるために、ドリルガイドを使用しました。
前回の作業でドリル穴が真っ直ぐ開けられず、ダボ継ぎがあまり上手くいかなかったので購入しました。
中板の隙間にはハニカムフィルターを切ってはめ込みます。
照明の設置
天井のLED照明ではブース内が暗いので棒状のライト「バーライト」を設置しました。
35cmの照明で、金属ステーを両面テープで貼り付け、ライト本体とはマグネットで取り付けます。これで汚れても簡単に取り外せます。
ライトは3段階で切り替え可能。6000-6500K 昼白色
2000-3200K 電球色
4000-4500K 昼光色
多分これが1番わかりやすいかな?これで塗り残しがわかりやすくなれば・・・!ちなみに、中にはA3のコピー用紙をマスキングテープで貼り付けました。汚れても張り替えれば良いので、外観を綺麗に保つことができます。
排気口アタッチメントを製作
前回、レッドサイクロンの排気口アタッチメントを使ったところまで作りました。
排気口アタッチメントは窓に挟んでシンナー臭を外に排出します。
わずかに開いた窓とアタッチメントの隙間は、風でシンナー臭や虫の侵入を防ぐためにスポンジテープを使いました。
上の部分はダンボール・アルミテープ・隙間テープで製作。未使用時は内側に折れ曲げれば窓も閉めれます。
塗装ブースの形による違い
以前制作した塗装ブースと今回のものでは、形がちがいます。
以前制作した形では、ファンに向かってエアブラシを吹くようになっていたので、ファンの前に磁石で止めていたフィルターの中心に塗料が溜まってしまい、割と早く目詰まりしていました。
今回制作した物は、フィルター全体に均等に塗料がキャッチされるので前回制作した物よりかはフィルターの持ちが良い気がします。
終わりに
というわけで塗装ブースは完成となりました。明るさや排気性・広い作業スペースは満足です。
今回の作業では、ほとんど100均の素材を使ったり、端材や、もともと家にあった材料を使ったのでほとんど費用はかかっていません。
DIYで作ってみようと思う方、参考にしてみてください。